戦前から宮中に鞄を納めていた宮内庁御用達ブランドとして有名な銀座タニザワ、1874年(明治7年)に谷澤禎三氏が人形町にバッグの輸入販売店『谷澤商店』を開業した事が始まりです。1890年(明治23年)には、銀座に店を移転させ本格的にバッグの製造を行うようになります。移転に合せて店名も「谷澤鞄店」としました。1974年、100周年の年に株式会社銀座タニザワとなりました。
銀座タニザワの代名詞ともいえるバッグが「ダレスバッグ」です。ダレスバッグは、1951年にアメリカの平和使節団として訪日したジョン・F・ダレスが持っていたバッグにヒントを得て「Symbol of peace」のキャッチフレーズで売り出しました。